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ロリポップ!デプロイナウロリポップ!デプロイナウ

CLI リファレンス

lolipop はロリポップ!デプロイナウのコマンドラインツールです。

インストール

npm install -g lolipop

実行には Node.js 22.12.0 以上が必要です。

コマンド一覧

コマンド用途
lolipop loginログインしてセッションを保存する
lolipop logoutログアウトして認証情報を削除する
lolipop healthAPI サーバーの稼働状態を確認する
lolipop frameworks list利用できる framework の一覧を表示する
lolipop projectproject の作成、一覧、詳細、link などを操作する
lolipop domain独自ドメインの追加、一覧、詳細、検証、削除を行う
lolipop env環境変数の追加、一覧、更新、削除を行う
lolipop build-configビルド設定の表示と更新を行う
lolipop deployアプリをデプロイする
lolipop skill installコーディングエージェントに skill を設置する

一覧・詳細・更新・デプロイなどの出力系コマンドでは、--json を付けると機械処理しやすい JSON 1 行で出力します。

login

ブラウザを開いてロリポップ!アカウントで認証し、セッションを保存します。 認証情報はローカルの credentials.json(~/.config/lolipop/)に保存されます。

lolipop login

lolipop deploy は未ログインでも自動でログインを開始するため、先に login を実行するかどうかは任意です。

logout

サーバ側のセッションを無効化し、ローカルの認証情報を削除します。

lolipop logout

health

API サーバーの稼働状態(SERVING / NOT_SERVING / UNKNOWN)を確認します。認証不要です。

lolipop health

frameworks list

利用できる framework の一覧を表示します。 project create や deploy --name で指定する framework 名はここで確認します。

lolipop frameworks list

project

project create

プロジェクトを新規作成します。 サブドメインとビルド設定(BuildConfig)もまとめて作られます。 サブドメインは省略時にプロジェクト名と同じ値になりますが、--domain で別の値を指定できます。

lolipop project create --name <name> --framework <framework>
オプション説明
--name <name>プロジェクト名(DNS ラベル形式。未指定なら対話入力)
--framework <framework>framework の name(未指定なら一覧から選択)
--install <cmd>インストールコマンド(省略時は framework のデフォルト値)
--build <cmd>ビルドコマンド(省略時は framework のデフォルト値)
--output <dir>ビルド成果物の出力ディレクトリ(省略時は framework のデフォルト値)
--root <dir>ビルドを実行するディレクトリ(monorepo 用、省略時はリポジトリルート)
--domain <label>サブドメイン(省略時は name と同じ)

project list

自分が所有するプロジェクトの一覧を表示します(ページング対応)。

lolipop project list
オプション説明
--page-size <n>1 ページあたりの件数(1〜100、省略時は 50)
--page-token <token>前回の出力に含まれる next_page_token(初回は省略)

project show

プロジェクトの詳細(プロジェクト情報 / サブドメイン / 最新のデプロイ / ビルド設定)を表示します。

lolipop project show --project <id>

--project を省略すると .lolipop/project.json、無ければ一覧から選択します。

カレントディレクトリをプロジェクトに link すると、.lolipop/project.json が作られ、以後 --project を省略できます。

lolipop project link <id> # cwd をプロジェクトに紐付け lolipop project unlink # link を解除

link は親ディレクトリを辿らず、カレントディレクトリのみを対象にします。

project status

現在対象となるプロジェクト(id / name / 解決元)を表示します。

lolipop project status

project logs

デプロイのビルドログを表示します。

lolipop project logs --latest # 最新 deploy のログ lolipop project logs <deployment-id> # deployment を指定
オプション説明
--latest最新の deployment のログを表示する(非対話でも使える)
--project <id>deployment id 省略時に使うプロジェクトの id

domain

domain create

プロジェクトに独自ドメインを追加し、設定すべき DNS レコードを表示します。

lolipop domain create www.example.com

旧名の lolipop domain add も別名として使えます(create と同じ動作です)。

追加した直後のドメインは「未設定」の状態です。 表示されたレコードをお使いの DNS プロバイダーで設定し、lolipop domain verify で検証を実行すると「有効」になります。 検証はダッシュボードのプロジェクト詳細画面の「ドメイン」タブからも実行できます。 レコードの設定方法は独自ドメインを参照してください。

CLI で追加したドメインは HTTP 検証になります。 公開中のサイトを止めずに移行する DNS 検証は、ダッシュボードで切り替えてください(独自ドメイン)。

オプション説明
--project <id>追加先プロジェクトの id(省略時は link から解決、無ければ一覧から選択)

domain list

プロジェクトの独自ドメインの一覧(ドメイン / 状態 / 検証日時)を表示します。

lolipop domain list --project <id>

--json を付けると、各ドメインに設定すべき DNS レコードも含めて出力します。

domain show

独自ドメインの詳細と、設定すべき DNS レコードを表示します。 追加時に表示されたレコードをあとから確認し直すときに使います。

lolipop domain show www.example.com --project <id>

ドメインを省略すると、プロジェクトの独自ドメイン一覧から選択できます。

domain verify

DNS レコードの設定後に、独自ドメインの検証を開始します。

lolipop domain verify www.example.com --project <id>

検証は非同期で進むため、コマンド直後のドメインは「検証中」の状態です。 完了すると「有効」になります。 検証の結果は lolipop domain show で確認できます。 DNS レコードが確認できない場合はエラーになります。 設定を見直してから再度実行してください。 ドメインを省略すると、プロジェクトの独自ドメイン一覧から選択できます。

domain delete

独自ドメインをプロジェクトから削除します。

lolipop domain delete www.example.com --project <id>

削除は取り消せないため、実行前に確認を求めます。確認をスキップするには --yes を付けます。 パイプや CI などの非対話環境では確認プロンプトを出せないため、--yes の指定が必須です。 ドメインを省略すると、プロジェクトの独自ドメイン一覧から選択できます。

オプション説明
--project <id>削除先プロジェクトの id(省略時は link から解決、無ければ一覧から選択)
--yes確認プロンプトを省略して削除する

env

プロジェクトの環境変数を操作します。 環境変数はプロジェクトに保存され、デプロイ時にアプリへ渡されます。 値を追加、更新、削除しても、反映されるのは次の lolipop deploy からです。

env create

プロジェクトに環境変数を追加します。

lolipop env create API_URL https://api.example.com

キーと値を省略すると、対話で入力できます。 --sensitive を付けると機密として保存し、以降は値を表示しません。 機密は後から解除できません。 --target preview を付けると、プルリクエストによるプレビューにだけ渡される変数として保存します。 付けない場合は本番の変数になります。

オプション説明
--sensitive機密として保存する(値は表示されず、解除もできない)
--target <production|preview>変数を渡す環境(省略時は production)
--project <id>追加先プロジェクトの id(省略時は link から解決、無ければ一覧から選択)

env list

プロジェクトの環境変数の一覧(キー / 環境 / 値 / 機密 / 更新日時)を表示します。 値はデフォルトで伏字になります。 本番とプレビューの両方の変数を表示します。 --target で片方に絞れます。

lolipop env list --project <id>

--reveal を付けると、機密でない環境変数の値を表示します。 機密の値は伏字のままです。 --reveal を --json と併用すると、表示した値も出力に含まれます。

オプション説明
--reveal機密でない環境変数の値を表示する
--target <production|preview>表示する環境を絞る(省略時は両方)
--project <id>対象プロジェクトの id(省略時は link から解決、無ければ一覧から選択)

env update

環境変数を更新します。 指定した項目のみ変更されます。

lolipop env update API_URL --value https://api.example.org

値を空にはできません。環境変数を消すには lolipop env delete を使います。 --sensitive を付けると機密に変更します。機密は後から解除できません。 キーを省略すると、プロジェクトの環境変数一覧から選択できます。 同じキーの変数が本番とプレビューの両方にある場合は、--target でどちらを更新するか指定します。 変数の環境は変更できません。環境を変えるには、削除してから作り直します。

オプション説明
--value <value>変更後の値
--sensitive機密に変更する(後から解除できない)
--target <production|preview>更新する変数の環境(同じキーが両方にあるときに必須)
--project <id>対象プロジェクトの id(省略時は link から解決、無ければ一覧から選択)

env delete

環境変数をプロジェクトから削除します。

lolipop env delete API_URL --project <id>

削除は取り消せないため、実行前に確認を求めます。確認をスキップするには --yes を付けます。 パイプや CI などの非対話環境では確認プロンプトを出せないため、--yes の指定が必須です。 キーを省略すると、プロジェクトの環境変数一覧から選択できます。 同じキーの変数が本番とプレビューの両方にある場合は、--target でどちらを削除するか指定します。

オプション説明
--target <production|preview>削除する変数の環境(同じキーが両方にあるときに必須)
--project <id>対象プロジェクトの id(省略時は link から解決、無ければ一覧から選択)
--yes確認プロンプトを省略して削除する

build-config

build-config show

プロジェクトのビルド設定を表示します。

lolipop build-config show --project <id>

旧名の lolipop build-config get も別名として使えます(show と同じ動作です)。

build-config update

ビルド設定を更新します。 指定した項目のみ変更され、空文字を渡すとその項目を空にします。

lolipop build-config update --project <id> --build "npm run build"
オプション説明
--framework <framework>変更後の framework の name
--install <cmd>変更後のインストールコマンド
--build <cmd>変更後のビルドコマンド
--output <dir>変更後の出力ディレクトリ
--root <dir>変更後のビルドを実行するディレクトリ

deploy

カレントディレクトリ(または --dir)のファイルをプロジェクトにデプロイします。 未ログインなら自動でログインします。

cd <アプリのディレクトリ> lolipop deploy

デプロイ先には、すでにあるプロジェクトに再デプロイする場合と、新しくプロジェクトを作ってデプロイする場合があります。

--project / --name を指定せず、ディレクトリもプロジェクトに link していなければ、デプロイ先は対話で決められます。 既存のプロジェクト一覧から選ぶか、その場で新しいプロジェクトを作るかを選びます。

次のオプションを使うと、この選択を非対話で指定できます。

既存のプロジェクトにデプロイする

--project でデプロイ先を指定します。 link 済みのディレクトリなら --project は省略できます。

lolipop deploy --project <id>
オプションデフォルト値説明
--project <id>デプロイ先プロジェクトの id
--dir <dir>.デプロイするディレクトリ

新しいプロジェクトを作ってデプロイする

--name を渡すと、プロジェクトの新規作成とデプロイを同時に行います。 残りのオプションは、このとき作られるプロジェクトの設定です。

lolipop deploy --name <name> --framework <framework>
オプションデフォルト値説明
--name <name>新規作成するプロジェクト名
--dir <dir>.デプロイするディレクトリ
--framework <framework>framework の name
--install <cmd>インストールコマンド
--build <cmd>ビルドコマンド
--output <dir>出力ディレクトリ
--root <dir>ビルドを実行するディレクトリ(monorepo 用)
--domain <label>サブドメイン

lolipop deploy は、デプロイ対象のディレクトリをアップロードします。 どのファイルが含まれるか(.env などの扱い、常に除外されるファイル)はデプロイに含まれるファイルを参照してください。

完了すると、デプロイの詳細を確認できるダッシュボードの URL が表示されます。

同じプロジェクトで新しいデプロイを実行すると、そのプロジェクトの進行中(キューイング中やビルド中)のデプロイはキャンセルされ、常に最新のデプロイだけが処理されます。 連続してデプロイした場合は、最後の 1 回だけが公開されます。

skill install

選択したコーディングエージェント(Claude / Codex / Cursor / Antigravity)の skill ディレクトリに、lolipop CLI の skill を設置します。 skill の取得にはログイン済みの認証情報が必要です。

lolipop skill install
オプション説明
--agent <agents>設置先 agent をカンマ区切りで指定(claude,codex,cursor,antigravity。未指定なら対話選択)
--scope <scope>設置先スコープ(project | global。未指定なら対話選択)

設置される skill の内容はlolipop CLI スキルで確認できます。

アプリ側の要件

  • Next.js は next.config で output: 'standalone' が必須です。これが無いとビルド成果物を公開できません。
  • インストール・ビルドコマンドは npm を前提とします。pnpm / yarn には対応していません。

Next.js の設定と注意事項はNext.js をデプロイするを参照してください。